FAXサービスは弱者の味方

クラウドFAX

こんにちは。カスタマー・サポート部の宮崎です。

突然ですが、皆さんは、マイナンバーカードを持っていますか?

総務省によると、マイナンバーカードの人口に対する保有枚数率は、令和6年4月末時点で73.7%とのことです。

デジタル庁の調査では「情報流出が怖いから」(35.2%)、「申請方法が面倒だから」(31.4%)、「カードにメリットを感じないから」(31.3%)がマイナンバーカードを持たない3大理由になっているそうです。「申請方法が面倒だから」が3割以上なのですね。

マイナンバーカードに限らず、色々な手続きをする際に不明点があった場合、問合せをされるかと思います。

あなたなら、どのような方法で問合せをされますか?タイムリーに情報が得られる電話でしょうか?電話だと待たされることが多いので、メールやチャットを利用されますでしょうか?

「FAXによる問合せ」はあなたの選択肢ににありますか?

今回は、FAXによる問合せについて、調べてみました。

マイナンバーカードに関するFAXによる問合せ

マイナンバーカードについては、メールや電話に加え、聴覚障がい者専用ですが、FAXでも問合せを受け付けています。回答もFAXで送信されるそうです。

FAXでのお問い合わせ – マイナンバーカード総合サイト

確かに聴覚障がい者に限らず、聞こえが悪くなった高齢者にとっては、確認したい内容を紙に書いてFAXで送れば、伝えたいことを正確に伝えることが出来るし、相手からの回答を聞き間違えることもありません。耳やことばの不自由な人にとって、FAXは心強い味方と言えるのではないでしょうか。

ひとり親世帯臨時特別給付金に関するFAXによる問合せ

厚生労働省では、聴覚に障害をお持ちの方やコールセンターへのお問い合わせが難しい方を対象に、ひとり親世帯臨時特別給付金についてFAXによるお問い合わせへの対応を行っています。

聴覚に障害をお持ちの方等への給付金に関するFAXによるお問い合わせへの対応について
ひとり親世帯臨時特別給付金について紹介しています。

FAX110番

神奈川県警察には、言語や聴覚に障害を持つ方の110番通報のために、「110番アプリシステム」と「FAX110番」があります。

「110番アプリシステム」は警察庁が開発し、事件事故の発生(通報)場所を管轄する都道府県警察に通報するもので、聴覚や言語に障害がある方など音声による110番通報が困難な方がスマートフォンなどを利用して、文字や画像で110番通報できるシステムです。

「FAX110番」は、事件・事故等の必要事項を紙面にし、FAX送信して警察(110番センター)に通報することができます。

110番アプリシステム・FAX110番/神奈川県警察
神奈川県警察の公式サイトです。

「FAX110番」は千葉県警察、埼玉県警察等、多くの警察で採用されているようです。

あくまでも、音声による110番通報が困難な方のための手段ですが、知っておいた方が良い情報かと思います。

FAX119番

聴覚や言語機能の障害によって音声での会話が困難な方が、119番通報する場合にFAXを使用するシステムが「FAX119」です。「 FAX119」は音声電話の119番通報と同じように「119」をダイヤルし、FAX用紙を送信するだけで、当消防本部にFAXが届き、救急車(消防車)が出動します。

救急車や消防車を呼ばなければならない状況の際は、気が動転しているので、適格に状況を伝えられない可能性がありますよね。

いざという時のために、あらかじめ119番ファクシミリ通報カードを印刷して、住所や名前等の必要情報を記載してFAXの近くに置いておくと良いかもしれませんね。

東京消防庁<府中消防署><安全・安心情報><トピック・FAXやメールによる119番通報>

FAXによる問合せとFAXサービス

今回は、FAXによる問合せについて調べてみましたが、ご紹介した例はほんの一部で、他にもたくさんあると思います。

生活に関する情報を得たり、緊急時の連絡をするために、耳やことばの不自由な人にとってFAXが必要な存在であることをお分かりいただけましたでしょうか。

まだまだFAXは無くならない。いえ、無くしてはいけないのです!

FAXによるお問合せを受けられる側は、個人情報情報を含むFAX文章は安全に運用管理する必要があるため、もしかしたらFAX受信サービスをご利用されているかもしれません。(あくまでも推測ですが)

TransFaxはSSL/TLSでの接続に対応しており、複数のデータセンターは定期的にクラウドサービス業者向けのSOC2監査などを取得しておりますので、安心してご利用いただけます。

TransFaxの受信サービスは、SMTP(メール)に加え、よりセキュアなSFTPにも対応しておりますので、もしFAX機で受信されているのであれば、導入をご検討いただけますと幸いです。

FAXサービスに出来ること

2021年6月15日の会見で、河野太郎行政・規制改革担当相が、6月末までに省庁などでFAXの使用廃止の方針を示しました。しかし、各省庁から多数の反論が寄せられたそうです。

例えば病院などでは、セキュリティの問題で、個人情報などが漏洩するリスクがあるため、業務で使うパソコン等は、基本的にインターネットなどにはつながらないように、内部だけでネットワーク化されたイントラネットを使っているとのことです。

情報漏洩などを防ぐサイバーセキュリティの観点からも、FAXを使うことは有効な対策と言えるのではないでしょうか。

まとめ

株式会社トランザクトも、FAXサービスを提供する会社として、耳やことばの不自由な皆さまの一助を担うことが出来ると信じております。

TransFaxサービスにご興味を持っていただけましたら、下記の資料をご一読いただけますと幸いです。
また、お電話または弊社ホームページよりお問合せ、オンライン相談も承っております。

FAX業務に関して、どんな些細なことでも結構です。ぜひお問い合わせください。

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