連日の猛暑に台風等の自然災害が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。夏はスポーツが一段と盛り上がる季節です。 個人的にはプロ野球、メジャーリーグと野球に注目して楽しんでおります。ただ2024年夏といえば、やはりパリオリンピックではないでしょうか。開催地がフランスとあって、寝不足になりながら、深夜、早朝から応援した方も多いと思います。
最終的には金メダル 20個。銀メダル 12個。銅メダル 13個。日本開催以外のオリンピックでは、過去最多の獲得メダル数となる45個で、日本チームの大活躍が目立ちました。いやー良かった、たくさんの感動をもらいました。ありがとう、そしておめでとう、日本代表選手団の皆さん!!
さて、今回のブログでは世界が熱狂したフランス、ヨーロッパでFAXの需要は現在でもあるのかを、皆さんにお伝えできればと思います。
ヨーロッパにおけるFAX需要の現状
近年デジタル化が進む中でも、ヨーロッパにおけるFAXの需要は、依然として一定のニーズが存在しています。
減少しているとはいえ、特定の業界や国では、FAXが重要なコミュニケーション手段として継続し利用されています。
以下に、国別の実例を交えながら、FAX需要の現状を詳しく紹介します。
ヨーロッパ各国でのFAX需要
1. フランス
まずはパリオリンピックで盛り上がった地、フランス。
フランスでは、政府機関や公共サービスにおいてFAXが依然として重要な役割を果たしています。行政手続きや税務関連の文書送信においては、FAXが根強い人気を誇っています。
たとえば、企業が税務申告を行う際に、必要な書類をFAXで送信することが一般的です。これは、手続きの迅速さや、書類の受領確認が簡単である事が理由のようです。
2. ドイツ
ヨーロッパでいえば、ドイツは他国に比べてFAX需要が非常に多い国です。
2023年の時点でも8割超のドイツ企業がファクスを使用しているというのが現状です。
「勤勉な国」というイメージの強いドイツは、同じく「勤勉な国」日本とほぼ同水準のFAX需要があるというのが何か面白いですね。
ドイツでは、病院やクリニックから患者の情報や診断結果をFAXで送信することが一般的です。これは、セキュリティやプライバシーの観点から、電子メールよりも安全と考えられているためです。
また、法律事務所でも、法的文書の送信にFAXが利用されており、特に重要な書類の場合には、FAXの信頼性が重視されています。
3. イタリア
イタリアでは、小規模企業や家族経営のビジネスにおいて、FAXが依然として利用されています。
特に、製造業や小売業では、注文書や請求書のやり取りにFAXが使用されることが多いです。電子化が進む中でも、伝統的な手法としてFAXが根強く残っています。
また農業分野では、業者間の連絡にFAXが用いられることがあります。
4. スペイン
スペインでは、教育機関や非営利団体において、FAXの需要が見られます。学生の情報や成績を送信する際にFAXが使用されることがあります。
教育機関の多くは、個人情報保護の観点から、電子メールよりもFAXを選ぶ傾向があります。また、非営利団体も、資金提供者やパートナーとのコミュニケーションにおいてFAXを利用するケースが多く見られます。
5. スイス
スイスでは、高度なセキュリティが求められる金融業界や医療業界でのFAX利用が目立ちます。特に、金融機関では、顧客情報や取引に関する重要な文書をFAXで送信することがあります。また、医療機関でも患者のプライバシーを重視するため、FAXが好まれています。これにより、電子データが不正アクセスされるリスクを軽減しています。
6. 北欧諸国(スウェーデン、ノルウェー、デンマーク)
北欧諸国では、デジタル化が非常に進んでいるものの、一部の業界ではFAXが依然として利用されています。
公共セクターや福祉サービスにおいて、重要な文書の送信手段としてFAXが残っています。たとえば、スウェーデンの福祉サービスでは、患者情報やサービス申請書をFAXで送信することがあります。これにより、迅速かつ安全に情報を共有できています。
FAXサービスへの移行
ヨーロッパでのFAX利用が、すべて従来のようにFAX機間で送受信するものではなく、FAXサービスへの移行が確実に進んでいるのが現状です。
FAXサービスとは、従来のFAX機やFAXサーバーに代わる、シンプルで費用対効果の高いクラウドベースのサービスです。あらゆる規模の組織に適しており、合理的なFAX送信プロセスを提供するとともに、全体的なFAX送信コストを大幅に削減することができます。
送信だけでなくFAX受信においても大変便利です。
細かい仕様等の案内は他のブログで説明させてもらっていますので、是非そちらもご一読下さい。
ヨーロッパでも日本と同じように、FAX、紙文書を扱う業務において、FAXサービスへの切り替えが業務を適切に効率化する方法だと、数多くの業種の企業に認識されているのが現状です。
FAXのニーズは無くならない
上記で述べてきたようにヨーロッパでも、FAXは特定の業界や用途においては依然として重要な役割を果たしています。
特に、法律や医療、行政分野は、その信頼性やセキュリティの面からFAXが重視されています。
今後のデジタル化の進展に伴い、FAXの利用形態はFAXサービスへ変化していきますが、その重要性は完全には失われないでしょう。
業界特有のニーズや文化的背景を理解することが、今後のFAX市場を考える上で重要なポイントとなります。
まとめ
ヨーロッパ・日本問わず、FAX業務をより高いセキュリティや様々なシステムとの連携を可能にするために、FAXサービスに切り替える事をお勧めします。
トランザクトが提供するTrasnsFaxは基幹業務に特化した、クラウド型のインターネットFAXサービスです。
クラウドFAXサービスに少しでも興味を持っていただけた方、既に興味を持たれていろいろ独自に調べている方などは、是非一度トランザクトのホームぺージをチェックして、資料ダウンロード、質問などをお気軽にお問合せ下さい。