こんちにちは、TransAct Blogにアクセスありがとうございます。
今回は最近、話題になっている「メタバース」の話題をさせていただきます。
本記事はとてもゆるいゆるい記事でございますので、気楽に気軽に読んでいただければ幸いです。
では、本題に入ります。
メタバースとは
「メタバース(metaverse)」とは、
《meta(超越した)とuniverse(世界)の合成語》
インターネット上に構築される仮想の三次元空間。
利用者はアバターとよばれる分身を操作して空間内を移動し、他の参加者と交流する。
引用元:デジタル大辞泉
最近ではFacebook社が社名を「Meta」に変えたことで話題になりましたね。
社名を変えるまでなるとは、メタバース参入の本気度をとても感じられました。
個人的にビッグニュースでした。
メタバース活用例としては、バトルロワイヤルゲームの「フォートナイト」、イメージとしてはオンラインゲームの「マインクラフト」や「あつまれ どうぶつの森」などがあげられます。
ゲームの世界でリアルに人とつながる、とても不思議な空間ですね。とても未来を感じます。
また、岸田文雄首相が2022年5月5日に英国の金融街シティーで実施した講演でもメタバースのことに触れております。(日本経済新聞より)
岸田首相のシティー講演要旨 「強く持続的な資本主義へ」
【グリーン、デジタルへの投資】
~(前略)~
官民双方でデジタルトランスフォーメーション(DX)を積極的に推進する。
ブロックチェーンやNFT(非代替性トークン)、メタバースなどweb3.0の推進のための
環境整備も含め、新たなサービスが生まれやすい社会を実現する。
テクノロジーの進展に合わない制度や規制は大胆に見直す。
デジタル庁で4万以上のアナログな規制を洗い出し、3年間で一気に見直す大改革を進めている。
引用元:日本経済新聞
日本政府としてもメタバースに注目していて、これからの未来がとても楽しみです。
FAXサービスとメタバース
そんなメタバースにワクワクしているところ、下記のような記事に出会いました。
~(前略)~
コロナ禍で在宅勤務が増えたことをきっかけに、
メタバース内に仮想オフィスを設ける企業がここ数年で大きく増加した。
仮想オフィス内では、アバター(分身)を使って、職場と同じ感覚で会議を開いたり、
他の社員に話しかけたりできるが、急激な仮想化に戸惑いを見せる人も多い。
「仮想オフィスに安心感を与えるには、現実の職場環境を正確に再現する必要がある」と考えた同社は、仮想オフィス内にファクスが存在しないことを発見。この発見がメタファクス開発につながった。メタファクスは、現在国内で使われる本物のファクスをメタバース上に忠実に再現。また、本物と同じように紙やインクが切れるため、専用の仮想用紙「メタペーパー」、仮想インク「メタトナー」を別途購入・交換する必要がある。書類を紙からデジタルに置き換えるペーパーレス化にも「紙そのものの仮想化」という逆転の発想で対応させた。
~(後略)~ 引用元:虚構新聞
この記事を読んで思わず、笑ってしまいました。
タイトルに引き付けられ、とても騙された感じがあり、イラっとするかなと思いましたが、メタファックス、メタペーパー、メタトナー、メタ印鑑などの「メタ」ワードの徹底ぶりと記事のセンスに感動し、笑ってしまいました。
「紙そのものの仮想化」というフレーズが、何が何だか分け分からなくなっています(笑)
今更ながら、こちらの記事の内容はもちろん嘘です、サイト内にきちんと「これは嘘ニュースです」と見えにくいところに記載されていました。(原文はこちらです)
また、この記事に対してのTwitterのコメントもございました。
・「謝罪の予感しかないんだけど」
・「虚構新聞としては、誤報になる可能性大」
・「これ、あながち、虚構とも言い切れない、むしろ近未来感あるわ。」
・「そうそう、ファックスないとだめなのだ」
などなど、、、
マイナスイメージもちょっとプラスイメージもあり、嘘のニュースなのですが、色々考えさせられるところがありました。
改めまして、このような嘘のニュース記事を紹介してしまい、申し訳ありません。
ただ、この記事を読み、このような記事が出るとは、世間一般としては、「FAXはもう必要ない」という風潮になっているという事を改めて実感致しました。
2021年の河野大臣の「ファックス廃止」発言もあり、FAXは必要ない、もう時代遅れなど耳にする事も多くなってきた気がします。実際メールやチャット、SNSなど色々な新しいコミュニケーションツールや手段が増えてきました。
でも、本当にFAXは必要ないのでしょうか?
FAXサービスの現状
FAXサービスとしては、意外なところで利用されております。
詳しくは当ブログ「意外と身近なFAXサービス」も読んでいただけると、とても分かりやすいです。
お薬手帳アプリ、レストラン予約、通信販売など事例が取り上げられています。
上記以外に弊社FAXサービスは物流業、不動産業、金融機関、漁業、海運業、自治体など多く業態、業種の方が利用されております。
なぜFAXが使い続けられるでしょうか?
よく聞く理由としては
・顧客や取引先からの希望
・慣例的にFAXを使い続けている
などが取り上げられています。
また、FAX利用のメリットとしては?
・相手に届いたことが分かりやすい
・信頼性が高く、内容を見てもらえる確率が高い
・ITスキルが低い人でも利用できる
などがあります。
年配の方などメールは利用できないが、FAXなら利用できるという方も多いと思われます。
また、危機管理上、災害があった際には、できるだけ多くの通信手段を残しておいた方がいいので、FAXも通信手段として残しておいた方がいいと思われます。
実際、FAX自体の利用は減少傾向ではございますが、弊社FAXサービスの利用はテレワークの影響などで、増加傾向でございます。
FAXサービスとメタバース(妄想編)
虚構新聞さんのメタファックスの話に戻らせていただきます。
今後、メタファックス自体は無いかもしれませんが、メタバースの世界は必ず広まると思います。
そして、技術が進んで、下記のような事が実現したら楽しいかもと思いました。
メタバース空間にいるAさんからメタペーパーに手書きの文字を書き、そのメタペーパーをメタファックス機から送信をすると、メタバース空間ではなく、リアルな世界にいるBさんのリアルなFAX機から、リアルな紙で受信できる。
手書きの文字、リアルの紙の方が、人間の温かみがあると思うので、少し需要があるのかなと思いました。
メタファックスでは無いですが、実際、弊社FAXサービスを初めて体験した時、とても感動しました。
弊社FAXサービス
■FAX送信サービス■
【送信者】EmailにPDFを添付しメールする →【受信者】FAX機から紙が出力(印刷)される
■FAX受信サービス■
【送信者】FAX機から紙をFAXする →【受信者】EmailとしてFAXの内容がPDFが添付されて届く
妄想メタファックス
■送信メタファックス■
【送信者】メタバース空間でメタペーパーをメタファックスする →【受信者】リアルなFAX機から紙が出力(印刷)される
■受信メタファックス■
【送信者】リアルな世界にてFAX機から紙をFAXする →【受信者】メタバース空間のメタファックス機にメタペーパーが受信される
メタバース空間とリアルな空間で、上記なような事が実現したら、面白いなと思いました。
今後、メタバースの時代が必ず来ます。
ただ、あらゆるモノがデジタルになり、それに飽きてきて、アナログを懐かしむ、昭和レトロ、アナログレコードのようなアナログがいいという未来も存続するのかなと思いました。
妄想の世界でしたが、虚構新聞さんの記事で色々考えさせられました。
デジタルとアナログの良いところ、メタバースとリアルの良いところ、それぞれの良いところを利用し、より良いサービスができますように祈るばかりです。
虚構新聞さんの最後の一文
「世界を驚かせた日本のファクス文化は、メタバース時代もクマムシのように長く命脈を保ちそうだ。」
この一文、とてもファックスを揶揄されているイメージですが、実際にFAXサービスはクマムシのように存続すれば嬉しい限りです。
まとめ
すみません、今回はちょっと妄想がしすぎました。
弊社はFAXサービスを提供している会社でございます。
メタファックスの実現はまだまだですが、クラウドでのFAXサービスは実現しております。
FAXサービスに関しまして、ご相談、ご興味などございましたら、FAXサービス専門の担当者がお客様に最適なご提案をさせていただきます。
トランザクトは基幹系業務クラウドFAXサービスの専門企業として25年の実績があります。
FAXサービスご検討の際は、ぜひ下記の資料をご一読していただければ幸いです。