【セミナーレポート】脱・紙業務! FAX業務の自動化でテレワーク導入~AIxRPAxクラウドによるニューノーマルなFAX業務~

セミナーレポート

トランザクトは、2020年12月4日に株式会社アクシオ様が主催する『脱・紙業務! FAX業務の自動化でテレワーク導入~AIxRPAxクラウドによるニューノーマルなFAX業務~』と題して開催されたオンラインセミナーに協賛いたしました。
今回はこのセミナーでトランザクトがご説明した内容を、簡単にご紹介させていただきます。

コロナ禍、特に緊急事態宣言下では、人との接触を7割減を求められるなど、働き方において急速にテレワークが必要な状況となりました。
しかしながらFAX業務を紙で運用していては、テレワークに移行することはできません。
『紙業務があるから出勤しないといけない』そんな事情に悩まされていませんか?

本セミナー第一部では、ロケーションフリーを可能にするFAXクラウドサービスについて、トランザクト営業部の菊池 茉莉恵が登壇。「テレワークでのFAX受発注業務を実現!」をテーマに、FAXの現状を踏まえたクラウドFAXソリューション TransFax のご紹介と、アクシオ様のOnRPAライブラリとの連携で実現できることについてご説明をさせていただきました。

第二部では、株式会社アクシオ 事業推進本部 シニアマネージャー 岡本 孝様がご登壇。
「FAX受信~内容確認~システムへのデータ入力~お客様へのFAX返信」という一連のFAX業務に対して、AI-OCRとRPAによる自動化の解説と失敗しない導入ロードマップをご紹介。また、テレワークにおいてメール操作などのPC業務を行いながら、複数のRPAをリモート実行できる「OnRPA(RPAリモート実行ツール)」によるセキュリティ、コスト、運用を考慮したテレワーク環境についてもご紹介されました。

令和のFAX業務、紙帳票なくしませんか?

新型コロナウィルスが流行し始めた頃、保健所で新型コロナ発生届をFAXでやり取りしていることが報道され、令和のいまだにFAXを使っているのか?!と一時期話題になりました。
また、2020年9月末には河野大臣がハンコ文化を廃止したら次はFAXを廃止したいと発言しています。このように世間の流れは脱FAXにむかっていると言えます。
それでもFAXが企業間取引で必要とされ利用され続ける理由として、取引先や顧客からの要望があります。
取引先や顧客からの要望に応えるためにFAXを使用しながら、尚且つテレワークを実現するために、FAXを紙帳票ではなく電子帳票に変えてご利用いただける「TransFax FAX受信サービス」をご紹介しました。

OnRPAライブラリでFAX受信からAI-OCR、データ投入まで連携!

TransFax受信サービスを使えば、FAXを受け付けた時点で電子データとしてお客様にお渡しすることができますので、紙出力の部分まではカバーすることが可能です。
さらにTransFaxで受信したデータをWinActorでAI-OCRのDX-Suiteに渡し、DX-Suiteで振り分け、帳票読取を行ってCSVデータを受注システムまでデータを投入します。
アクシオ様が販売しているWinActorのアドオンツールである「OnRPA」で、更にトランザクトの受信サービスとAI-OCRと連携し受注業務に特化したものがOnRPAライブラリになります。
このように、FAX受信後の処理までを自動化することで、従来のFAX受注業務の流れを大幅に改善する事が可能となります。

OnRPAライブラリでFAX送信(返信FAX)も可能!

受注業務では、FAXを受領したことをお知らせするサンキューFAXや納期回答などのFAX返信が発生します。これらは受発信業務を抱えているユーザー様からもよくお声があがり、非常にニーズの高い機能です。OnRPAライブラリからトランザクトFAX送信サービスを通じて、サンキューFAXや納期回答などのFAXを送ることが可能です。

このように、トランザクトのFAX受信サービス、RPAのWinacor、DX SUITEを組み合わせることでFAX受信からデータ投入まで自動化が実現でき、従来のFAX業務の流れを大幅に改善することが可能です。

FAX業務を継続しつつ、テレワーク導入を進めていくことにおいて、非常に優れたソリューションではないでしょうか。